私が好きなアイドル・神宮寺勇太について今思うこと。②

3年前、少クラで「今君に伝えたいこと」を歌う姿を見て、私はKing&Princeが気になる存在になった。

 

かっこよくて、面白い彼ら。

 

王道なアイドルだから歌もダンスも良くも悪くも普通なんじゃないかと思っていた自分を殴りたい。

切ない表情で、甘い声で、歌う姿が耳から、目から離れなかった。

 

 

歌が上手いとかダンスが上手いとか、

そういうのはただスキルがあるってだけじゃなくて惹き込まれる何かがあるかどうかなのかな、と思った。

 

 

すぐにCDを買って、スマホに入れて、飽きるなんて言葉を知らないと言うくらい毎日、何度も聞いた。

 

 

神宮寺勇太を好きだと認識したのはそれからもう少ししてからのこと。

 

 

 

たくさんの歌を聴いて、

パフォーマンスの動画を見て、

ライブ映像を見て、

彼らの、King&Princeのことを知ろうとした。

 

 

そのうちにKing&Princeのコンサートに興味を持った。

 

派手な演出、歌詞が分からなくても何か楽しくなってしまうなと思った。

 

誰が考えているのか、

 

そこで演出を担当しているのが、

 

神宮寺勇太

 

貴方なんだと知った。

 

 

こんなに素敵な演出ができる人について

もっと知りたいと思った。

 

じんくんを

見れば見るほど、

知れば知るほど、

 

"アイドル"

 

"ジャニーズ"

 

"King&Prince"

 

である自身に誇りを持っているだと感じた。

自分から望んで事務所に入りたいと言い、履歴書を送って。

たくさんの先輩の背中を見て育ったからこそ、そういう自信があったのかな。

そんなじんくんを見て、ザ・アイドルが好きな私が惹かれないわけなかった。

 

 

そこからは、まさに沼。

一度ハマってしまったものには抜け出せなかった。

 

「神宮寺が好きなんだよね。」

って色々な人に言うと、

「えぇー、私はやっぱり紫耀くんだよ」

とか

「廉くんの方が好き」

とか

「海人くん?かわいいよね」

とか

「岸くん面白いから好きだな」

とか。

 

じんくんが好きだってことに共感してもらえることは少なかったけど、それでもいいと思った。

彼は知れば知るほどに魅力的な人だから、

知る人ぞ知る、的な存在でもいいと思った。

 

King&Princeのメンバーは本当に芸に秀でている人ばかりだと思う。

 

紫耀くんは持ち前の運動神経でなんでもこなすし、その中でもダンスが上手で。

かと思いきや、計算しているのかどうかも分からないくらい抜けてる面がある。

 

廉くんはとにかくなんでも器用にこなすイメージ。

その裏には考えられないくらいの努力があるはずだけど、誰でもやれば何でもできるという訳ではないからセンスがいいんだと思う。

 

海人くんはとにかく多才。

絵が上手くて、ダンスが上手で、演技もどんどん上達していてドラマとかたくさん呼ばれるようになって。目に見えて成長が分かると思う。

 

岸くんは普段、ぽやってしてて頼りなさそうなのに、パフォーマンスではバッチリ決めてくる。

ギャップが凄すぎる。

 

 

じゃあ、じんくんは?

 

 

ってなるとファン以外の人からは

「名前が強そう」

みたいなイメージしかないらしい。

 

ここには書ききれないくらいの魅力があるから割愛するが、

じんくんはどこか一歩引いて、自分から出ていくタイプじゃない気がするから外部から見ると印象は薄いのかもしれない。

 

本人は以前雑誌で、

「僕には武器になるものが無い。だから演出が武器になればいいなと思って。」(ニュアンス)

と言っていた。

 

彼は彼なりに悩んで、

自分のイメージをつけようと頑張っていた。

 

みんなそうだとは思うけど、

センターとか、

リーダーとか、

MC担当とか、

最年少末っ子キャラとか、

何か確立されたものを作るために努力をしていく中で、

じんくんは演出担当というキャラ・イメージを確立させようとしていた。 

 

グループでセルフプロデュースできる人がいることは本当に強みになると思う。

それぞれが得意なジャンルでグループに還元していたように、じんくんは演出という形で還元しようと頑張ってくれた。

 

誰よりもアイドルであることを守り続けてきて、

King&Princeとしてファンのためにって考えてくれて、

こんなにも愛されて幸せだと思った。

アイドルであることに誇りをもっていて、

ファンを思ってくれる自担だからこそ

11月4日の報告を聞いた時、何でなのって思う気持ちが大きかった。

 

誰かが辞めたらってどういうこと?

 

辞めなければこんな事態にもならなかった、これからも神宮寺担って言えたってこと?

 

私たちファンのことはどう思っているの?

 

って納得できなくて。

 

だけどじんくんは自分がアイドルとして活動するっていうのの中に前提として、"6人で"というのがあったんだと思う。

正直私はまだまだ新規、

どんな困難を乗り越えてきて、

どんな絆があって、

団結しているのか深くは知らない。

 

だけど、ROTとかでお互いに励ましあって支えてくれる人がいたから腐らずにできたって言ってるのを聞いて、

これまで一緒に活動してきて、きっと

世界を目指すのも、

さらに大きな会場でコンサートをすることも、

記録をたくさん残していくのも、

誰かじゃなくて他でもない、

このメンバーと一緒に、1人でも誰かが欠けたら夢を追うこともできない、意味無いって想いだったのかな。

 

 

この半年、

 

神宮寺勇太がジャニーズじゃなくなる。King&Princeを辞めてしまう。

 

という事実がどうしても受け入れられなかった。

受け入れたら、

受け入れてしまったら本当に全てが終わってしまう気がしたから。

正直今も、辞めないで欲しかった、貴方以上にジャニーズというブランドが似合う人はそうそういないんじゃないかと思ってる。

(自担に甘々人間なので笑 異論は認めます。)

 

 

だけど、

本人もたくさん悩んで、考えて、出した決断だと思うから背中を押してあげたいと思う。

 

 

私は所詮、何万人といるうちの、

しがない1人のおたく。

 

でも私にも大切にしたいこと、譲れないことがあるように、

彼にだってどうしても譲れないこと、何をしてでも守りたいものがあるはずだから。

ゆっくりでもいいから消化していけたらいいなぁ。

 

ここまで、すごく長くなってしまったけれど

とどのつまり言いたいことは、

 

「アイドルとして活動してくれて、私たちのために頑張ってくれてありがとう」

 

ということ。

 

辛いと思ったとき、

もう無理だって思ったとき、

頑張る意味が分からなくなったとき、

 

じんくんだって頑張ってるんだよ。

私が今していることよりもっと大変で、

責任のあることをやってるんだよ。

ならこのくらい私だって頑張れるはず。

 

って思うことで踏ん張ってこれたんだよ。

 

 

それに、頑張れば成果がついてくると思うことができたのもジンくんのおかげなんだよ。

 

初めてダンスを見た時、正直必死になって食らいついているなってイメージだった。

頑張れって思っちゃってた。

 

でも、いつの間にかダンスだけに集中して見れるようになったし、

この前のパフォーマンスではその場を楽しんでいる姿を見て、

いっぱいダンスレッスンしたって言ってたもんね、

楽しめる余裕があるくらいになったんだなって思った。

素人目の意見でおこがましいけど、

頑張ればそれは自分の力になっていくんだと知ることができた。

 

私は努力するのが苦手で、

もし頑張ってそれが無駄になったら?

って思っちゃう人だから、

それが何に役に立つのか、

もしかしたらこのまま使わなくなっていくものになるかもしれないということでも努力を惜しまないところを尊敬してた。

私も頑張れば何かが変わるかも?って思って

実際、努力したらその分成果が上がったからじんくんには助けられてばかりだと改めて感じます。

 

 

いつだって、

私たちファンを一番に考えてくれるところ、

自分たちがファンにとってどんな存在かを分かってくれてそういう存在で居続けてくれたこと。

 

まずはたくさん、ありがとうと伝えさせてください。

 

本当に本当にありがとう。

 

 

 

 

そして、じんくん、大好きだよ。

 

こんなにも誰かのことを応援したいと思ったのは初めてです。こんなにも誰かを想って好きになれるんだって思った。

 

 

いつも弱みを見せないからこそ、

アイドルという役職を降りた今、

ゆっくり休んで自分の好きなことができているといいな。

この半年、辛そうな表情ひとつ見せずに、

いつも楽しそうに活動してくれて、

それが無理してないかなって心配になる時もあったけど、それ以上に助けられることばかりでした。

 

 

 

何回でも言わせてね。

 

 

本当に、本当に、ありがとう。

 

 

じんくんがティアラを大切に想ってくれてたみたいに、

私たちファンもじんくんがこれからも笑って生活出来ることを望んでいます。

 

たくさん恩をもらったのは私の方だから。

 

 

 

最後になったけど、King&Prince、デビュー5周年本当におめでとう。

私はみんなのアイドル人生のほんの一欠片、ものすごく一部だけしか応援できていないかもしれないけど、

それでも今こうして応援できていることが本当に幸せです。

 

5人に出会えて、

24時間テレビのメインパーソナリティとか、

冠番組を持つことだとか、

4大ドームツアーをしたこととか、

ミリオンセラーをだしたりとか、

たくさんの、色んな夢を見させてもらいました。

 

廉くん、海人くん、

King&Princeという私にとってもすごく思い出のある場所を守ってくれて、無くさないでいてくれてありがとう。

 

 

きっといつか、

キンプリって5人、6人だったの?って言われる日が来ると思う。

 

神宮寺?って人も居たの?

って言われてしまうかもしれない。

 

 

だけど貴方に出会えたこと、好きでいれたこと、私は絶対に忘れたくない。

 

たくさん幸せにしてくれてありがとう。

アイドルとして活動したこと、楽しかったって言ってくれてありがとう。

大切な10代の、青春をこの職業のためにつかってくれてありがとう。

 

おかげでこんなに楽しい日々を送ることができました。

 

感謝してもしきれません。

 

 

 

5月23日中に間に合わせたかったけど少し遅れてしまいました。

ただの自分の気持ちの整理だけど。

少しでも、貴方に助けられた、救われた人がいるんだって思ってもらえたらこの上ない幸せです。

 

 

すぐに切り替えられないからもう少しだけ、貴方のことを考えさせてね。

 

 

 

これからの生活に、みんなに、幸ありますように。

 

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私が好きなアイドル・神宮寺勇太について今思うこと。①

今日、2023年5月23日は私の好きなKing&Princeがデビューして5年が経った日、

つまり5周年記念日だ。

 

そして、私の好きなアイドル、神宮寺勇太がKing&Princeではなくなった日でもある。

 

半年前の2022年11月4日、

ジャニショで買い物を済ませ夜のmステに向けて一目散に家に帰った。

今日はなんて幸せな日なんだろう、と思っていた。

 

mステを見て、廉くんがドラえもんの声優をやるというのを聞いてさらに嬉しくなって。

この後のパフォーマンスもすごく楽しみだった。

 

King&Princeの番がきた。

 

「彩り」を歌うということでお家のようなセットでメンバーが集まって曲が始まった。

始めは引きでよく分からなかったがアップになると何だか涙目?のような気がした。

でも泣くようなことなんてないし気のせいだろうと思っていた。

 

 

 

 

 

まさか、あんな発表があるなんて思いもしなかった。

 

 

 

クロサギを見終わって何気なくメールを確認した。

メールボックスには

「King&Princeからみなさんへ大切なお知らせ」

と書いてある。

嫌な予感がした。

すぐにTwitterを開くとそこには

 

"キンプリ 平野 岸 神宮寺 脱退"

"キンプリ 5人体制終了"

"2023年5月23日から永瀬、髙橋でグループ継続"

 

の文字があった。

何が起きているのか分からない。

冗談だろ、と思った。

数時間前まで廉くんドラえもん声優おめでとう、とお祝いムードであったとは思えない、

まさに地獄絵図だった。

 

たくさんのFC動画が回り、

お辞儀が、

カンペが、

なんて言う人もいた。それに対して意見を言う人も。

両者が言い合うことで見ていられない状況になっていた。

 

1人になって、

送られてきたメールから動画と報告文を見たとき、

あぁ現実なんだと、

辞めてしまうのはTwitterででっちあげられた冗談なんかじゃないんだと悟った。

 

 

あの日、1秒たりとも寝ることはできなかった。朝、もう一回見たら嘘になってるんじゃないかと思った。

 

でもそんなことあるはずもなくて、

テレビでもそんなニュースばかり、

コンビニに行けばそんな内容のスポーツ紙ばかり、

現実を受け入れるしかなかった。

 

 

避けられない現実だとわかった瞬間、

涙が溢れて止まらなくなった。

こんなに他の人に対して泣く日が来るのかとまで思った。

 

 

発表があった週明けから実習が始まるということで何も考えなくて済む、実習課題があることにありがたいとまで思った。

 

あんなにしたくないって言ってたのにね。

 

実習が終われば2ヶ月ほどで神宮寺は事務所を辞めてしまう。

実習がこんなに終わって欲しくないと思う日がくるなんて。

 

 

 

急に話が飛んでしまうが、私は10月8日のMade in ガイシホール夜公演が初めてのキンプリの現場だった。

一ヶ月前に会ったあの人が、

楽しそうに、優しい顔をして目の前のファンにファンサをしていたあの人が、

辞めるという選択をしていたなんて信じたくなかった。

 

 

また会えると思っていた。

 

 

あんな席で、神席で干すとかありえないって言っていられたのがなんて幸せだったんだと思った。

 

 

 

 

 

あれから半年、あっという間だった。

 

 

毎日睡眠は2時間、3時間なんてザラ、

慣れない環境という状況で

毎日毎日憂鬱だった実習もあっという間に終わってしまった。

その状況から解放されることが嬉しかったけど、周りと同じように心から喜ぶことなんてできなかった。

 

 

4ヶ月連続リリースがあって、5人で出す作品が残り少ないこととか、

少しずつ3人の仕事が減っているように感じたりだとか

終わりが近づいていると思うとどんどん寂しくなった。

 

 

 

 

 

いざ、脱退と退所日を迎えてみると本当にあっという間だったと思う。

 

この半年でメンバーは色々なドラマに出た。

あの時に発表されていなかったものも気がついたら終わっていて、次が始まった。

4ヶ月連続リリースが発表された時、5.22までの期間の方が長かったのにいつしか全て発売され、その度にたくさんの記録が増えていった。

「もう1ヶ月経った」

が気がついたら、

「あと1ヶ月」

になっていた。

 

終わりってほんとに呆気ないものだった。